お絵かきができる!にじいろジーン番組ホームページが開設されました!
最初にktv様から企画を頂いて、ポイントは
- サイト上で直接お絵かきができること
- 描いた絵は直接番組に送れること
- ブラウザを閉じたり別のページに移動しても描きかけの絵が自動的に保存されてて、またサイトに再来して貰ったときに途中からお絵かきが続けられること
- 番組の性質上、大人から子供まで楽しんでもらえるよう現実のものをメタファーにしたわかりやすい表現であること
でありましたので、いずれも当制作所得意中の得意分野としてこだわりのある制作をさせていただけました。
デザインに関しては、最初の段階から表情豊かな楽しいタレントさんが揃っていますので、ユーザーにとっつきやすい印象を与えることに苦労はなかったのですが、こだわりポイントとしては操作系に関するところになるでしょうか。
ユーザーが触れる部分はできるかぎり現実に即したものとするために、例えば「筆の太さを選ぶ」のではなく「太い筆を選ぶ」「細い筆を選ぶ」ようにひとつひとつ言葉に置き換えてわかりやすいほうをデザインとして反映していきました。
また、「このサイトは、画面上で直接お絵かきができるんですよ」って事は言葉で説明しないといけない部分で、実際にユーザーがこのサイトで何が出来るかを理解してもらうためには最低でも一回はキャンバス上でマウスをクリックしてヌリヌリしてもらう必要があります。
キャンバスをただ置いただけでは「なんだかえらい余白の多いサイトだな」とだけ思われて何もしてもらえずに別のページに移動される可能性が高いので、出来る限り見た目で「このサイトは絵が描ける」ということをわかってもらうために一番最初はぬり絵ふうの素材を置くことにしました。
このあたりは「こくばん.in」さんのようにただ黒板とチョークを置いただけでユーザーが一発で何が出来るサイトなのか理解するという素晴らしいアイデアをお手本にさせて頂きました。
プログラムに関しては特に目新しいことはしていません。Flashの描画機能を使えば結構高度なことは出来るのですが、では高機能なWEBドローツールを作れば案件は成功なのか、ということではないのでもの凄く真っ当にに「ユーザーが思った通りの動きをする」ことにのみ注力しました。
例えば描いた絵を番組に送るときの確認画面に、実際に描いた絵がサムネールで見えた方がいいのでそこに再描画させる処理など、見えないところでけっこう頑張っています。あとはページ下部でタレントさんがいかに遊んでる風に動かせるか、とか。
裏方の部分では、番組制作ってかなりな忙しさだと聞いていますので、ユーザーから投稿された絵を小難しい管理画面で処理してもらうよりは、ざっくりとjpeg画像としてダウンロードできて、ファイル操作で選びながらプリントアウトなども出来るように、Flashで描画された画像をファイルとして送信保存できるようにするなど、小難しい操作をさせないための小難しい技術、ってやつをふんだんに取り入れています。
制作全般において、こちらの自己満足で終わることがないよう、出来るだけ沢山の方に楽しんでもらいたいと願いを込めて作ったことが自己満足な、楽しいサイトに仕上がりました!
サイト制作者側としても、番組への素敵な投稿を願っています!