FlashもCS4になっていろいろ機能が追加されていますが、個人的に大歓迎なのがプロパティウインドウの使いやすさが大幅に向上したことです。
先ずは数値をマウスだけで入力可能になったこと。
これは動画でないとなかなか説明できないですが、いちいち数字を打ち込むのにマウスから手を離してキーボードで入力しなければならなかった今までのバージョンから比べて大幅に作業効率がよくなりました。
そして何よりも歓迎したいのが数値の入力に計算式が使えるようになったこと!
今までステージ上で整列させて配置したいときは整列パネルを使うか、電卓片手にXY座標を計算しながらポチポチとやらなくてはいけなかったんですが、これが格段に使いやすくなりました。
どういうことかというと、例えば
- 幅30px 高さ30pxのムービークリップを
- x=10 から始まって5ピクセルずつの幅をとりながら
- 100枚横に並べたいとき
Scriptを使うのであれば、さっさと
var startX:Number = 10; //開始位置
var marginX:Number = 5; //間隔
var mc_width:Number = mc_0.width = 30; //ムービークリップの幅
for(var i:int = 0; i < 100; i++){
this["mc_" + i].x = startX + ((mc_width + marginX) * i) ;
}
こんな感じで書いてやれば一発なんですが、いろんな事情でActionScriptで配置できない場合などは手作業で並べないといけないですよね。
CS4ではプロパティウインドウに計算式が使えるので、X座標のところに
10 + ((30 + 5) * 1)
10 + ((30 + 5) * 2)
10 + ((30 + 5) * 3)
10 + ((30 + 5) * 4)
10 + ((30 + 5) * 5)
・
・
・
10 + ((30 + 5) * 100)
というように入力してやればきちんと並んでくれます!
これは便利!
プロパティで計算式が入力できるようになると、いろんな場面で活用できるのでおすすめの機能です。