「デザイナーによる「私のおすすめ本」読書の会」を開催しました

読書の秋にふさわしく9/28に「デザイナーによる「私のおすすめ本」読書の会」を開きました。

デザイナー、イラストレーター、ディレクター、コーダー、会社経営者と多岐にわたる15名の皆さんが紹介してくださった本は、それぞれとっても個性的。
デザイン事例集、デザイン考察本を皮切りに、雑誌、パンフレット、マンガ、フリーペーパー、自作スクラップブックまで。新旧、テイストもごった煮で、主催者の狙い通り、Amazonのレビューだけでは知り得ない、実際の本屋でも辿り着けない、実にさまざまな良書情報が集まりました。

詳しくはtwitter #designer_book で参加者の方がリアルタイムレポートしてくれてる(あざます!!!)ので、要チェケラです。


そんな中、私がご紹介したのは次の2冊。

この仕事って、ターゲット層と同じだからという理由でお仕事をもらうことが多いですよね。だからといってその層に響くデザインが得意とは限らず、わたしの場合はどちらかというと不得意です。
現在は”2歳の子持ち母”という属性が増え、やはりそのようなターゲット層のお仕事をもらうのですが、これがベストかどうか毎回ウンウン唸りながらデザインしています。
じゃあ私が属してる層(つまり私)が「これいい!」とか「好き!」って思うデザインってどんななんだろう?それを紐解いてカテゴライズするのに一役買ってくれた、世のママ&パパが「イイ!」と思うデザインが満載の一冊です。

2冊目のこちらは、表紙にもあるようにAとBどっちがいい?の切り口で進む参考書です。
デザイン中ドツボに入ると、ちまちまとした試行錯誤に留まり、大胆なリデザイン/リレイアウトが出来なくなってしまいがちです。
そんな中、大胆なチェックバックが来ると内心(ま〜じ〜で〜?!)と斜に構えてしまうのですが、言われた通りやってみると、ずっと良くなった経験がよくあります。まるでそんなBeforeAfterを追体験できるような面白い本です。
ちなみに私はことごとく正解を外しまくりました。(笑)

私は初めての主催、久しぶりの勉強会、というだけでハイテンションで舞い上がってしまったので、大成功大成功と能天気に楽しんだ感想しかないのですが、
主催者の至らぬ点を参加者のみなさんが気を利かせて、すすんでお手伝いいただいたり、フォローいただいたりしたおかげで素敵な会にすることができました。
参加者のみなさん、ありがとうございました!!


後記:読書の会を開くまで

妊娠・出産の3年間、勉強会&交流会の類いすべて、おあずけ状態だった私。
Facebookやtwitterでアフター5のフィードに流れる「○○勉強会からの懇親会〜♪」とか言って、箱席でキラキラした才女達がぎゅうぎゅう詰めになってる写真、すっごい憧れて見てました。
いつでも会議室を借りれるという好環境が整った今、まず思ったのは「私もなんかしたい!」でした。

インプットしたいのはもちろんだけど、ちょっとだけアウトプット(自分で発表)もしてみたい。でも登壇者も主催者も準備に時間がかからず負担の少ないものがいいな。そんなお気楽な考えで「読書会」をやってみようと思いました。

アイデアソース/デザインソースなんて一昔前だとひた隠しにしたはずなのに、いまは率先して共有し合ういい時代。
個々のレベルも年齢も関係なく、ただただ皆でおすすめ本の魅力にフォーカスして「この本アツいよ!」と言いあってお酒でも飲もうよ!
そんなゆるい考えに賛同していただけたのか、こじんまりとした集まりにも関わらず、いいねの数だけは「215」とモンスターな数字に(笑)
ありがたいのと同時に企画自体の魅力も確信できたので、ぜひゆるく定例化させたいと思っています。
次もし開催するんだったら、私がみんなに聞いてみたいのは「わたしの眼福本」かな。

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