ハウドゥードゥー。こんにちはです。
2012年も残すところあとわずかということなので、ウエブサイト請け負い制作業を生業とする私が今年一年を通して本当に役立った道具3つを自信を持って紹介したいと思います。
今年一年も本当にこれらの道具に助けられました。
あ、露骨に商品を紹介しまくってますが、別にペ二オクで格安getとかはしてないです。
1.納豆かきまぜ棒
まずはこの納豆かき混ぜ棒です。
これ、名前だけ聞いても何をするものなのかピンとこないかもしれませんが、納豆をかき混ぜるための棒なのです。
もうすこし近寄って見てみましょう。
納豆を305回かきまぜる魯山人に限らなくても、納豆はより多くかきまぜたほうが絡まっていたグルタミン酸がほどけてより美味しくなるということは、ウエブ制作屋の広く知るところであると思います。
かなり古い記事ですが(2005年3月)「納豆を一万回混ぜる」有名なこの記事にもみられるように、人は皆、納豆をかき混ぜることに心血を注いできました。ウエブ制作屋もその運命からは逃れられないのです。
しかしこの納豆かき混ぜ棒は違います。
この棒を納豆に突っ込んでかき混ぜると簡単にふわふわ納豆が出来上がるのです!
実際に箸でかき混ぜたときと比べてみましょう。最初にお見せするのは箸で10回ほどかきまぜた写真です。
まあだいたいこんなもんですよね。
この10回かき混ぜるという作業をあと29.5回もしないといけないと思うと、気が遠くなります。
まるでfree垢でDLしようとするmegauploadみたいなくらい気が遠くなります。古いか。
ところが次の写真をみてください。
納豆かき混ぜ棒でかき混ぜたときの写真です。
さらに箸で混ぜたときの納豆と並べてみました。
違いは一目瞭然!ふわっふわ!
どうでしょう。この納豆かき混ぜ棒を持ってないウエブ屋なんて 、grep置換のないテキストエディタのようなものというのが、わかっていただけましたでしょうか。
お求めになるには、どっかのスーパーで300円くらいで売ってると思います。検索してもすぐ出てくると思うのでURLも張りませんね。
ちなみに今回検証に使用した納豆はこちら。
「金のつぶ梅風味黒酢たれ4P」
少し減ってるのは、撮影前の朝食ですでに食ったからです。
2.ホットガラムマサラ
私はカレーが大好きです。
ひとくくりにカレーと言いましても、私が好きなのはインドカレーとか本格的なのではなくて、いわゆるカレーライス、カーチャンが作ってくれるような、日本でよく食べるあのカレーが好きです。
そして昔はカレー作りとかもいろいろ試してみたんですが、味の好みとコストパフォーマンスを考えた上で、レトルトのインスタントカレーがいちばんバランスが取れて美味いという結論に至りました。
しかもカレーって具の微妙な味の違いとかわからないので、500円以上するような、なんたら牛とか具材に使いました系の高級なレトルトカレーじゃなくて、300円くらいで買える普及価格帯のレトルトカレーで充分美味しいんですよね。バカ舌でごめんなさい。
ちなみに私のお勧めはこれ。
S&B 厚切りビーフカレー
カレーでお肉をたっぷり食べたいという攻撃力をそなえた肉の量と、肉の食感を楽しめなかったらどうしようという不安から守ってくれるだけの防御力がある肉の厚み。
まさに私の期待にしっかりと応えてくれる、攻撃力と防御力を兼ね備えた一品です。
このビーフカレーが戸棚にある限り基本的にはこれでカレーライフに関して、不満はもっていませんでした。
そう、ホットガラムマサラに出会うまでは。
正確に言うとホットガラムマサラに出会ってから今までのカレーライフに不満を持ったというわけではありません。
ホットガラムマサラはそれまでの私のカレー観を根底から覆した、まさに画期的なツールだったのです。
例えるならそう、今までオンボードのビデオボードでAnarchyONLINEを遊んでいたところに出会った、グラフィックボードの存在のようなものでした。
早速紹介しましょう。
これがホットガラムマサラです。
使い方が難しいかもしれません。今から私が実演した写真を載せますのでよく見てください。
こうやって振って、カレーにまぶして使います。
いかがでしょう?
これでカレーがどうなるかというと、辛くなります。
まぶす量によってお好みの辛さを調節できます。
これは凄い。画期的です。
今までレトルトカレーの辛さを調節しようと思うと、我々ウエブ制作者がとれる手段と言えばせいぜい中辛か辛口のパッケージのどちらかを選ぶ程度に限られていました。
それでも満足できない場合、銘柄を変えるしかありません。
しかしこのホットガラムマサラを導入したところ、大好きな厚切りビーフカレーの辛さを好きなように調整できる!
これはまさに画期的な出来事です。
いうなれば今までフロントエンドの技術しかなくてサーバー周りのテストなどはバックエンドの技術者にお願いしてやってもらうしかなかったWEBデザイナーが、サーバーサイドもテストくらいならJavaScriptで自分で自由に実装できてしまうNode.jsを手に入れたようなものでしょうか。
このホットガラムマサラ、これからのウエブ制作海賊時代には必携のツールになるんじゃないでしょうか。
3.サラウンドヘッドフォンATH-DWL5500
仕事の技術以外にこれといって興味や趣味がない私にとって、一日を終えて寝る前にみる映画は最高にして唯一の娯楽です。
どんなに疲れているときや悲しいときでも、映画をみてその完成された物語や俳優達の演技、画面の1フレーム1ピクセルに至るまで配慮され尽くした演出に酔いしれてから眠りにつくと、それだけでまた次の日にがんばれます。
で、映画といえばやはり臨場感のある音を期待したいところなのですが、古い公団の団地住まいのため夜中にあんまり迫力のある音が出せず、今までは仕事に使うヘッドフォンで聞いていました。
そこでちょっと高かったのですが唯一の趣味らしい趣味ということで思い切って買って大正解だったのがこのワイヤレスサラウンドヘッドフォン。
ATH-DWL5500。
商品名でググると売ってるところもすぐ出てくると思うのでリンクは張りませんね。
その名の通りワイヤレスです。
買うまでは、この手のワイヤレス製品はWiFiとかの電波と混戦して音が途切れたりするイメージがありました。
過去には別のワイヤレス製品で、WiFiとの混線で音が途切れて全く使い物にならず困ったことが実際にありました。
しかしこのヘッドフォンは私の環境では全くそんなこともなく、ほとんど音が切れることはありません。非常に優れていると思います。
いいところばかりでもなく、huluなどストリーミングで映画を見てるとさすがに電波状況が悪くなるのか、こっちのワイヤレスヘッドフォンのほうは音切れはしないのですが映像のほうが止まってしまうことはありました。それでもストリーミングで映画を見るときはWiFiのほうをやめて有線LANにするなど工夫をすればいいので、結果的にこのヘッドフォンが使えなくなるという状況は避けられています。
電波状況は環境によってそれぞれ違いますが、うちも近所に無線LANのアクセスポイントが10個も20個も乱立しているような電波状況が良いとは決して言えない状況でも、音切れをほとんど起こさないというのは、この製品のワイヤレス性能を知るひとつの目安になるかと思います。
サラウンド具合ですが、音位というんでしょうか。音の位置、これは中の上くらいはあるんじゃないでしょうか。
さすがに5.1つもスピーカーを置く本格的なサラウンドに比べると、サラウンドヘッドフォンでは二つのスピーカーで擬似的に音位を表現しているので、あまり過度に期待してるとそれほどではないと感じるかもしれないです。
それでも過度な期待をしていたらそれほどでもないというだけで、音の広がりとか奥行きとかもそこそこあるので、全部を統合的にとらえて、実際にはかなり表現力高いと思います。
真夜中にみるホラーサスペンスとかで、最初遠くから聞こえてきて徐々に背後に忍び寄る足音…とかほんと映画なのか実際に起きてるのかわからないくらい臨場感あっておすすめですよ。
あと、うちの家には娯楽らしい娯楽がなくてテレビもないので映画も仕事用で使ってて現役引退したMacBookでみてるんですが、このMacBookについてわりと知られてなくて今回ぜひとも知って欲しくて紹介したいのが、
MacBookは光オーディオ出力できるということなんです。
MacBookの側面にあるイヤホンジャック。あそこのイヤホンを指す丸い穴。あれ実は光ケーブルも出力できるんですよ。
アマゾンとかで「光デジタルケーブル 丸形」とかで検索してみてください。アフィリ付きでリンク張ろうと思ったんだけど、面倒臭くてやめましたが、すぐに見つかると思います。
普通一般的に想像する光デジタル端子は角形ですが、丸形の端子はイヤホンジャックそっくりな形をしていて、MacBookはここでイヤホンジャックと光デジタル端子を兼ねているんですね。
なので角型→丸形変換プラグを買うか、片方が丸形の光デジタルケーブルそのものを買えば、MacBookも光デジタル出力できるというわけなんです。
アナログ接続と比べるとやはり音の再現性が違うのでぜひ試してみてください!
というわけでいつもは生活感あふれる片付いていない居間のちゃぶ台が
あっというまにプライベートシアター()に早がわり!!
なんかそんな感じです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
来年もこれらのツールを駆使してウエブサイトを作りまくりたいと思います!
どうぞよろしくお願いします!